作業環境測定の頻度

作業環境測定は、作業場の種類によって測定頻度が定められています。試験では、「どの作業場を、どの頻度で測定するか」という組合せが繰り返し出題されています。このページでは、過去に出題された作業環境測定を中心に整理しています。

重要ポイント

作業環境測定の頻度は、測定対象によって異なります。試験では、作業場と測定頻度の組合せを入れ替えた問題が出題されるため、対応関係で押さえておきましょう。

作業環境測定の測定頻度

実施頻度作業環境測定
半月以内ごとに1回坑内の通気量、ガラス成型作業場の気温・湿度・ふく射熱
1か月以内ごとに1回放射性物質濃度
2か月以内ごとに1回暑熱・寒冷・多湿作業場の気温・湿度
6か月以内ごとに1回有機溶剤濃度、粉じん濃度、騒音レベル
1年以内ごとに1回鉛濃度

過去問で出題された組合せ

作業環境測定測定頻度
通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定半月以内ごとに1回
寒冷又は多湿の屋内作業場における気温及び湿度の測定半月以内ごとに1回
溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場の気温、湿度及びふく射熱の測定半月以内ごとに1回
放射性物質取扱作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定1か月以内ごとに1回
非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定1か月以内ごとに1回
暑熱、寒冷又は多湿の屋内作業場における気温及び湿度の測定2か月以内ごとに1回
第二種有機溶剤等を用いて塗装の業務を行う屋内作業場における空気中の有機溶剤の濃度の測定6か月以内ごとに1回
著しい騒音を発する屋内作業場における等価騒音レベルの測定6か月以内ごとに1回
チッパーによりチップする業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定6か月以内ごとに1回
動力により駆動されるハンマーを用いる金属の成型の業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定6か月以内ごとに1回
常時特定粉じん作業を行う屋内作業場における空気中の粉じん濃度の測定6か月以内ごとに1回
多量のドライアイスを取り扱う業務を行う屋内作業場における気温及び湿度の測定6か月以内ごとに1回
鉛ライニングの業務を行う屋内作業場における空気中の鉛濃度の測定1年以内ごとに1回
鉛蓄電池の解体工程において鉛等を切断する業務を行う屋内作業場における空気中の鉛の濃度の測定1年以内ごとに1回

半月とか1か月とか6か月とか、数字が多くて混乱しそうだな……。

試験では頻度そのものより、「どの作業場がどの区分に入るか」を問われることが多い。過去問で出た組合せを中心に整理しておきたい。

過去問

直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。


令和6年4月 問5

法令に基づき定期に行う作業環境測定とその測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

  1. 通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定-----半月以内ごとに1回
  2. 非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定-----1か月以内ごとに1回
  3. 溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場における気温、湿度及びふく射熱の測定-----1か月以内ごとに1回
  4. チッパーによりチップする業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定-----6か月以内ごとに1回
  5. 鉛蓄電池の解体工程において鉛等を切断する業務を行う屋内作業場における空気中の鉛の濃度の測定-----1年以内ごとに1回

正解:3


令和5年10月 問9

法令に基づき定期に行う作業環境測定とその測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

  1. 溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場の気温、湿度及びふく射熱の測定-----半月以内ごとに1回
  2. 通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定-----半月以内ごとに1回
  3. 非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定-----1か月以内ごとに1回
  4. 鉛ライニングの業務を行う屋内作業場における空気中の鉛濃度の測定-----6か月以内ごとに1回
  5. 常時特定粉じん作業を行う屋内作業場における空気中の粉じん濃度の測定-----6か月以内ごとに1回

正解:4


令和5年4月 問9

法令に基づき定期に行う作業環境測定とその測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

  1. 鉛ライニングの業務を行う屋内作業場における空気中の鉛濃度の測定-----6か月以内ごとに1回
  2. 動力により駆動されるハンマーを用いる金属の成型の業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定-----6か月以内ごとに1回
  3. 第二種有機溶剤等を用いて塗装の業務を行う屋内作業場における空気中の有機溶剤の濃度の測定-----6か月以内ごとに1回
  4. 通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定-----半月以内ごとに1回
  5. 溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場の気温、湿度及びふく射熱の測定-----半月以内ごとに1回

正解:1


令和4年10月 問3

法令に基づき定期に行う作業環境測定とその測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

  1. 非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定-----1か月以内ごとに1回
  2. チッパーによりチップする業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定-----6か月以内ごとに1回
  3. 通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定-----1か月以内ごとに1回
  4. 鉛蓄電池を製造する工程において鉛等を加工する業務を行う屋内作業場における空気中の鉛の濃度の測定-----1年以内ごとに1回
  5. 第二種有機溶剤等を用いて洗浄の作業を行う屋内作業場における空気中の有機溶剤濃度の測定-----6か月以内ごとに1回

正解:3