有害物質による健康障害(職業性がん)

衛生管理者試験では、有害化学物質と、それにより発症するおそれのある職業性がんとの組合せが繰り返し出題されています。このページでは、過去問で出題実績のある組合せを中心に整理しています。

重要ポイント

この分野では、化学物質名と主ながんの組合せを正しく対応させて覚えることが重要です。試験では、別のがんと入れ替えたひっかけ問題も出題されています。

化学物質と主ながんの組合せ

化学物質がん
ベンゾトリクロリド肺がん
ビス(クロロメチル)エーテル肺がん
クロム酸肺がん、上気道がん
石綿肺がん、胸膜中皮腫
コールタール肺がん、皮膚がん
三酸化砒素肺がん、皮膚がん
ベンジジン膀胱がん
ベータ-ナフチルアミン膀胱がん
ベンゼン白血病
塩化ビニル肝血管肉腫

「肺がん」が多くて、途中から全部同じに見えてくるな……。

肺がんは確かに多いですが、ベンジジンやベータ-ナフチルアミンは膀胱がん、ベンゼンは白血病、塩化ビニルは肝血管肉腫と、特徴的な組合せもよく出題されています。

過去問

直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。


令和6年4月 問17

化学物質と、それにより発症するおそれのある主たるがんとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。

  1. 塩化ビニル-----肝血管肉腫
  2. ベンジジン-----皮膚がん
  3. ビス(クロロメチル)エーテル-----膀胱がん
  4. クロム酸-----大腸がん
  5. 石綿-----胃がん

正解:1