総括安全衛生管理者では、選任要件、職務、選任期限、報告先などが繰り返し出題されています。特に「統括管理する者」と「これに準ずる者」の違いは頻出のひっかけです。
出題パターン解析
実際の過去問で出題された文章をテーマごとに整理しています。
総括安全衛生管理者に関する記述
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
選任要件
- 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者を充てなければならない。
- 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者に準ずる者を充てることができる。
- 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者又はこれに準ずる者を充てなければならない。

“これに準ずる者”って付くだけで、なんとなく正しそうに見える…

条文にない文言を追加する問題は多いです。総括安全衛生管理者は「事業の実施を統括管理する者」とそのまま覚えておきましょう。
統括管理する業務
- 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関することは、総括安全衛生管理者が統括管理する業務のうちの一つである。
選任期限・代理者・報告
- 総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければならない。
- 総括安全衛生管理者が旅行、疾病、事故その他やむを得ない事由によって職務を行うことができないときは、代理者を選任しなければならない。
- 総括安全衛生管理者を選任したときは、遅滞なく、選任報告書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
労働局長による勧告
- 都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる。
過去問演習
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
- 第一種衛生管理者
- 第二種衛生管理者
試験を選びましょう
令和4年10月 問21
総括安全衛生管理者に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
- 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者又はこれに準ずる者を充てなければならない。
- 都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる。
- 総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければならない。
- 総括安全衛生管理者を選任したときは、遅滞なく、選任報告書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
- 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関することは、総括安全衛生管理者が統括管理する業務のうちの一つである。
正解:1
令和4年10月 問2
総括安全衛生管理者に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
- 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者又はこれに準ずる者を充てなければならない。
- 都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる。
- 総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければならない。
- 総括安全衛生管理者を選任したときは、遅滞なく、選任報告書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
- 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関することは、総括安全衛生管理者が統括管理する業務のうちの一つである。
正解:1
