衛生委員会

衛生委員会では、議長、委員の指名、付議事項、開催頻度、議事録の保存期間などが繰り返し出題されています。特に「衛生管理者が議長」「専属でない産業医は不可」「保存期間の数字違い」などのひっかけに注意しましょう。

出題パターン解析

実際の過去問で出題された文章をテーマごとに整理しています。

衛生委員会に関する記述

正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。

議長

  • 衛生委員会の議長は、原則として、総括安全衛生管理者又は総括安全衛生管理者以外の者で事業場においてその事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した委員がなるものとする。
  • 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
  • 衛生委員会の議長には、総括安全衛生管理者である委員はなることができない。

衛生委員会だから、なんとなく衛生管理者が議長っぽく見えるんだよな……。

名称で引っかける典型問題です。議長は原則として「事業を統括管理する立場」の者です。

委員の指名方法

  • 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  • 衛生委員会の議長を除く全委員については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  • 衛生委員会の議長を除く委員の半数は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者が指名しなければならない。

委員として指名できる者

  • 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することができる。
  • 事業場に専属ではないが、衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することができる。
  • 事業場に専属でないが、産業医として選任している医師を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  • 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することはできない。
  • 事業場の労働者で、衛生に関し経験を有するものを、衛生委員会の委員として指名することができる。
  • 衛生管理者として選任しているが事業場に専属でない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
  • 産業医のうち衛生委員会の委員として指名することができるのは、当該事業場に専属の産業医に限られる。
  • 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  • 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士であるものを衛生委員会の委員として指名することはできない。

「専属じゃない=ダメ」って思い込みやすいし、外部の測定士も参加できそうに見えるな……。

そこが頻出のひっかけです。専属でない産業医や、衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントは委員にできます。一方、外部機関の作業環境測定士は委員にできません。

付議事項

  • 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。
  • 衛生委員会の付議事項には、労働基準監督官から文書により指導を受けた事項のうち、労働者の健康障害の防止に関することが含まれる。

開催頻度・議事録保存

  • 衛生委員会は、毎月1回以上開催し、議事の概要を記録して3年間保存する
  • 衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、議事で重要なものに係る記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。
  • 衛生委員会は、毎月1回以上開催し、全ての議事の概要を記録して、これを2年間保存しなければならない。

保存年数、毎回ちょっとずつ数字変えてくるの嫌すぎる……。

衛生分野は保存期間の数字改変が非常に多いです。衛生委員会の議事録は「3年間保存」と覚えておきましょう。

過去問演習

直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。

  • 第一種衛生管理者
  • 第二種衛生管理者


試験を選びましょう


令和7年10月 問22

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  2. 衛生委員会の議長は、原則として、総括安全衛生管理者又は総括安全衛生管理者以外の者で事業場においてその事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した委員がなるものとする。
  3. 事業場に専属ではないが、衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することができる。
  4. 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。

正解:4


令和7年4月 問23

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長には、総括安全衛生管理者である委員はなることができない。
  2. 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  3. 事業場に専属でないが、産業医として選任している医師を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  4. 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することはできない。
  5. 事業場の労働者で、衛生に関し経験を有するものを、衛生委員会の委員として指名することができる。

正解:1


令和6年10月 問21

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
  2. 衛生委員会の議長を除く全委員については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  3. 衛生管理者として選任しているが事業場に専属でない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
  4. 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、議事で重要なものに係る記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。

正解:4


令和5年10月 問22

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  2. 衛生委員会の議長は、原則として、総括安全衛生管理者又は総括安全衛生管理者以外の者で事業場においてその事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した委員がなるものとする。
  3. 事業場に専属ではないが、衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することができる。
  4. 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。

正解:4


令和5年4月 問22

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
  2. 産業医のうち衛生委員会の委員として指名することができるのは、当該事業場に専属の産業医に限られる。
  3. 衛生管理者として選任しているが事業場に専属でない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
  4. 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、議事で重要なものに係る記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。

正解:4


令和8年4月 問6

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長を除く委員の半数は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者が指名しなければならない。
  2. 産業医のうち衛生委員会の委員として指名することができるのは、当該事業場に専属の産業医に限られる。
  3. 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士であるものを衛生委員会の委員として指名することはできない。
  4. 衛生委員会の付議事項には、労働基準監督官から文書により指導を受けた事項のうち、労働者の健康障害の防止に関することが含まれる。
  5. 衛生委員会は、毎月1回以上開催し、全ての議事の概要を記録して、これを2年間保存しなければならない。

正解:4


令和7年10月 問3

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  2. 衛生委員会の議長は、原則として、総括安全衛生管理者又は総括安全衛生管理者以外の者で事業場においてその事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した委員がなるものとする。
  3. 事業場に専属ではないが、衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することができる。
  4. 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。

正解:4


令和7年4月 問4

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長には、総括安全衛生管理者である委員はなることができない。
  2. 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  3. 事業場に専属でないが、産業医として選任している医師を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  4. 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することはできない。
  5. 事業場の労働者で、衛生に関し経験を有するものを、衛生委員会の委員として指名することができる。

正解:1


令和6年10月 問2

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
  2. 衛生委員会の議長を除く全委員については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  3. 衛生管理者として選任しているが事業場に専属でない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
  4. 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、議事で重要なものに係る記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。

正解:4


令和5年10月 問3

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  2. 衛生委員会の議長は、原則として、総括安全衛生管理者又は総括安全衛生管理者以外の者で事業場においてその事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した委員がなるものとする。
  3. 事業場に専属ではないが、衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することができる。
  4. 作業環境測定を外部の作業環境測定機関に委託して実施している場合、当該作業環境測定を実施している作業環境測定士を、衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。

正解:4


令和5年4月 問3

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

  1. 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
  2. 産業医のうち衛生委員会の委員として指名することができるのは、当該事業場に専属の産業医に限られる。
  3. 衛生管理者として選任しているが事業場に専属でない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
  4. 当該事業場の労働者で、作業環境測定を実施している作業環境測定士を衛生委員会の委員として指名することができる。
  5. 衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、議事で重要なものに係る記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。

正解:4