呼吸分野では、呼吸運動の仕組みやガス交換、呼吸中枢に関する基本事項が繰り返し出題されています。
このページでは、「呼吸」に関する頻出の正誤パターンを整理しています。
外呼吸・内呼吸、吸気・呼気、呼吸中枢の位置など、入れ替えられやすいポイントを確認しましょう。
出題パターン解析
実際の過去問で繰り返し出題された文章を、間違えやすいテーマごとに整理しています。
呼吸に関する記述
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
外呼吸と内呼吸
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。

肺でやってるガス交換って、なんとなく内呼吸っぽく見えるな……。

肺胞と血液の間で行うガス交換は外呼吸です。内呼吸は、血液と組織細胞の間のガス交換ですね。
呼吸運動と吸気・呼気
- 胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- 呼吸運動は、横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩をすることにより行われる。
- 呼吸運動は、肋間筋、横隔膜などの呼吸筋によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 横隔膜が下がり、胸郭内の内圧が低くなるにつれ、気道を経て肺内へ流れ込む空気が呼気である。

横隔膜が下がって空気が入るのは、呼気じゃなくて吸気なんだな……。

そうですね。胸郭内容積が増えて内圧が下がると、空気が肺に入ります。これは吸気です。
呼吸中枢と二酸化炭素
- 血液中の二酸化炭素濃度が増加すると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
- 呼吸のリズムをコントロールしているのは、間脳の視床下部である。
- 呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
- 身体活動時には、血液中の二酸化炭素分圧の上昇などにより間脳の視床下部にある呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。

呼吸中枢って、視床下部じゃないのか……。

呼吸中枢は延髄にあります。視床下部に変えた選択肢は典型的な誤答ですね。
呼吸数・呼気成分・1回呼吸量
- 成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴、発熱などによって増加する。
- 通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれる。
- 呼吸数は、通常、1分間に16~20回で、成人の安静時の1回呼吸量は、約500mLである。

呼気にも酸素が16%くらい残ってるの、意外と多いな……。

呼気は酸素が約16%、二酸化炭素が約4%です。呼吸数16~20回、1回呼吸量約500mLもセットで押さえましょう。
チェーンストークス呼吸
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。

チェーンストークス呼吸って、ただ呼吸数が増えることじゃないんだな……。

周期的に呼吸が深くなったり浅くなったり、一時的に停止したりする異常呼吸です。単なる呼吸数増加ではありません。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
- 第一種衛生管理者
- 第二種衛生管理者
試験を選びましょう
令和7年4月 問37
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 呼吸運動は、肋間筋、横隔膜などの呼吸筋によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
- 胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 呼吸数は、通常、1分間に16~20回で、成人の安静時の1回呼吸量は、約500mLである。
- 身体活動時には、血液中の二酸化炭素分圧の上昇などにより間脳の視床下部にある呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:5
令和6年10月 問37
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 横隔膜が下がり、胸郭内の内圧が低くなるにつれ、気道を経て肺内へ流れ込む空気が呼気である。
- 呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
正解:3
令和6年4月 問35
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。
- 通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれる。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:3
令和5年10月 問37
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 呼吸運動は、横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩をすることにより行われる。
- 胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 血液中の二酸化炭素濃度が増加すると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。
- 呼吸のリズムをコントロールしているのは、間脳の視床下部である。
正解:5
令和5年4月 問35
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。
- 成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴、発熱などによって増加する。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:3
令和4年10月 問35
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。
- 成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴、発熱などによって増加する。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:3
令和7年4月 問23
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 呼吸運動は、肋間筋、横隔膜などの呼吸筋によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
- 胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 呼吸数は、通常、1分間に16~20回で、成人の安静時の1回呼吸量は、約500mLである。
- 身体活動時には、血液中の二酸化炭素分圧の上昇などにより間脳の視床下部にある呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:5
令和6年10月 問23
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 横隔膜が下がり、胸郭内の内圧が低くなるにつれ、気道を経て肺内へ流れ込む空気が呼気である。
- 呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
正解:3
令和6年4月 問21
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。
- 通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれる。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:3
令和5年10月 問23
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 呼吸運動は、横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩をすることにより行われる。
- 胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- 血液中の二酸化炭素濃度が増加すると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。
- 呼吸のリズムをコントロールしているのは、間脳の視床下部である。
正解:5
令和5年4月 問21
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。
- 成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴、発熱などによって増加する。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:3
令和4年10月 問21
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。
- 成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴、発熱などによって増加する。
- チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
正解:3
