筋肉

筋肉分野では、筋肉の種類や収縮の仕組み、エネルギー代謝に関する基本事項が繰り返し出題されています。

このページでは、「筋肉」に関する頻出の正誤パターンを整理しています。
等張性収縮と等尺性収縮、筋肉の分類、筋力や筋肥大の特徴など、混同しやすいポイントを押さえましょう。

出題パターン解析

実際の過去問で繰り返し出題された文章を、間違えやすいテーマごとに整理しています。

筋肉に関する記述

正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。

等張性収縮と等尺性収縮

  • 荷物を持ち上げたり屈伸運動をするとき、関節運動に関与する筋肉には、等張性収縮が生じている。
  • 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。

「等張性」と「等尺性」、名前が似すぎて毎回逆になるんだよな……。

荷物を持ち上げたり屈伸運動をするときは、筋肉の長さが変化する等張性収縮です。長さが変わらないのが等尺性収縮ですね。

筋肉の種類と疲労

  • 筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすい。
  • 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
  • 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。

心筋って横紋筋なのか平滑筋なのか、いつも迷うな……。

心筋は不随意筋ですが、分類上は横紋筋です。「平滑筋」と入れ替えた問題はよく出題されますね。

筋力と筋肥大

  • 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどない。
  • 筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1cm2当たりの平均値をとると、性差、年齢差がほとんどない。
  • 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
  • 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。

筋トレすると筋線維の数が増えるって思ってた……。

基本は筋線維そのものが太くなる「活動性肥大」です。数が増えるという記述は典型的な誤答ですね。

筋収縮のエネルギー源

  • 筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、特に、直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれる。
  • 筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されると完全に分解され、最後に乳酸になる。

グリコーゲンがそのまま筋肉を動かしてるイメージだったな……。

直接エネルギーとして使われるのはATPです。試験では「ATP」が答えになることが非常に多いですよ。

反射

  • 刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、四肢の皮膚に熱いものが触れたときなどに、その肢を体幹に近づけるような反射は屈曲反射と呼ばれる。
  • 刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。

膝をコンコン叩くやつって、名前まで覚えてなかったな。

膝蓋腱反射は代表的な伸張反射です。屈曲反射との組み合わせで出題されることも多いので、セットで覚えておくと安心ですね。

過去問

直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。

  • 第一種衛生管理者
  • 第二種衛生管理者


試験を選びましょう


令和7年10月 問42

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。
  2. 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどない。
  3. 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
  4. 荷物を持ち上げたり屈伸運動をするとき、関節運動に関与する筋肉には、等張性収縮が生じている。
  5. 筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されると完全に分解され、最後に乳酸になる。

正解:5


令和7年4月 問41

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすい。
  2. 筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、特に、直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれる。
  3. 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどない。
  4. 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
  5. 筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されると完全に分解され、最後に乳酸になる。

正解:5


令和5年10月 問41

筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
  2. 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。
  3. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
  4. 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
  5. 刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、四肢の皮膚に熱いものが触れたときなどに、その肢を体幹に近づけるような反射は屈曲反射と呼ばれる。

正解:5


令和5年4月 問43

筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
  2. 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。
  3. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
  4. 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
  5. 筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1cm2当たりの平均値をとると、性差、年齢差がほとんどない。

正解:5


令和7年10月 問28

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。
  2. 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどない。
  3. 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
  4. 荷物を持ち上げたり屈伸運動をするとき、関節運動に関与する筋肉には、等張性収縮が生じている。
  5. 筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されると完全に分解され、最後に乳酸になる。

正解:5


令和7年4月 問27

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすい。
  2. 筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、特に、直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれる。
  3. 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどない。
  4. 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
  5. 筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されると完全に分解され、最後に乳酸になる。

正解:5


令和5年10月 問27

筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
  2. 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。
  3. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
  4. 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
  5. 刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、四肢の皮膚に熱いものが触れたときなどに、その肢を体幹に近づけるような反射は屈曲反射と呼ばれる。

正解:5


令和5年4月 問29

筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
  2. 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。
  3. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
  4. 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
  5. 筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1cm2当たりの平均値をとると、性差、年齢差がほとんどない。

正解:5