労働衛生関係規則は、取り扱う物質や作業内容によって適用される規則が異なります。試験では、「この作業はどの規則の対象か」を問う問題が繰り返し出題されています。このページでは、過去問で出題実績のある組合せを整理しています。
重要ポイント
この分野は、物質名や作業内容から適用される規則を判断できるかがポイントです。特に、特定化学物質障害予防規則、有機溶剤中毒予防規則、酸素欠乏症等防止規則は頻出なので優先して押さえましょう。
作業と労働衛生関係規則の対応
| 労働衛生関係規則 | 作業 |
|---|---|
| 特定化学物質障害予防規則 | ホルムアルデヒドを取り扱う作業 クロムメッキを行う作業 弗化水素を取り扱う作業 ホルムアルデヒドを取り扱う作業 エチレンオキシドによる医療器具の滅菌作業 コールタールを取り扱う作業 |
| 有機溶剤中毒予防規則 | 屋内作業場においてメタノールを取り扱う作業 |
| 酸素欠乏症等防止規則 | ドライアイスを使用して冷凍を行う冷凍庫の内部における作業 窒素を入れたことのある化学設備のタンク内を点検する作業 酒の醸造槽内部における清掃作業 バナナの熟成室における作業 浄化槽の内部における作業 |
| 粉じん障害防止規則 | 鋳物をグラインダーで研磨する作業 研ま材を用いて動力により金属を研まする作業 |
| 電離放射線障害防止規則 | 荷電粒子を加速する装置を使用する作業 |
| 高気圧作業安全衛生規則 | 大気圧を超える気圧下の作業室の内部において行う作業 |
| 鉛中毒予防規則 | 自然換気が不十分な場所におけるはんだ付けの作業 |

ホルムアルデヒドやコールタールは特化則だけど、メタノールは有機則なんだな。

そう。似た化学物質でも適用される規則が違うことがある。過去問では、その入れ替えを使ったひっかけもよく出題されている。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
令和6年4月 問6
有害物質等に係る作業とこれを規制している労働衛生関係規則との組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
- ホルムアルデヒドを取り扱う作業-----有機溶剤中毒予防規則
- レーザー光線による金属の加工の作業-----電離放射線障害防止規則
- ドライアイスを使用して冷凍を行う冷凍庫の内部における作業-----酸素欠乏症等防止規則
- 窒素を入れたことのある化学設備のタンク内を点検する作業-----高気圧作業安全衛生規則
- 自然換気が不十分な場所におけるはんだ付けの作業-----粉じん障害防止規則
正解:3
