電離放射線の種類や特徴、放射性同位元素、人体への影響などは、基本事項をそのまま問う問題が繰り返し出題されています。
波長や放射線の種類を入れ替えたひっかけ問題にも注意しましょう。
出題パターン解析
実際の過去問で出題された文章をテーマごとに整理しています。
電離放射線などに関する記述
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
電離放射線の種類
- 電離放射線には、電磁波と粒子線がある。
エックス線・ガンマ線
- エックス線は、通常、エックス線装置を用いて発生させる人工の電離放射線であるが、放射性物質から放出されるガンマ線と同様に電磁波である。
- エックス線は、紫外線より波長の長い電磁波である。

エックス線とガンマ線って別物だと思ってたけど、どっちも電磁波なんだね。

違うのは発生の仕組みです。エックス線は装置で発生させる人工放射線、ガンマ線は放射性物質から放出されますが、どちらも電磁波です。
放射性同位元素(ラジオアイソトープ)
- 電離放射線を放出してほかの元素に変わる元素を放射性同位元素(ラジオアイソトープ)という。
電離放射線による健康影響
- 電離放射線の被ばくによる白内障は、晩発障害に分類され、被ばく後、半年~30年後に現れることが多い。

白内障って放射線を浴びてすぐになるわけじゃないんだ。

過去問では晩発障害として繰り返し出題されています。『白内障=晩発障害』はセットで覚えておくと安心です。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
令和4年10月 問14
電離放射線などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 電離放射線には、電磁波と粒子線がある。
- エックス線は、通常、エックス線装置を用いて発生させる人工の電離放射線であるが、放射性物質から放出されるガンマ線と同様に電磁波である。
- エックス線は、紫外線より波長の長い電磁波である。
- 電離放射線の被ばくによる白内障は、晩発障害に分類され、被ばく後、半年~30年後に現れることが多い。
- 電離放射線を放出してほかの元素に変わる元素を放射性同位元素(ラジオアイソトープ)という。
正解:3
