衛生管理者試験では、一次救命処置(BLS)に関する基本手順が繰り返し出題されます。
このページでは、「一次救命処置」に関する頻出の正誤パターンを整理しています。
胸骨圧迫の位置・深さ・テンポ、AED使用時の対応を中心に確認しましょう。
出題パターン解析
一次救命処置の手順や胸骨圧迫、AEDの使用方法に関する記述
一次救命処置では、胸骨圧迫の具体的な方法と、AED使用後の対応がよく問われます。手順の流れと数字をセットで確認しましょう。
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
一次救命処置の開始判断
- 一次救命処置は、できる限り単独で行うことは避け、大声で周囲に呼びかけ、応援を求める。
- 傷病者の胸と腹部の動きを観察し、胸と腹部が上下に動いていない場合やよくわからない場合には、心停止とみなし、心肺蘇生を開始する。
- 気道を確保するためには、片手で額を押さえながら、もう一方の手の指であご先を上に引き上げるようにする。

呼吸があるかどうか、よく分からないときはどうするんだ?

胸や腹部の動きがない場合や判断に迷う場合は、心停止とみなして心肺蘇生を開始します。
胸骨圧迫の位置と方法
- 胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に100~120回のテンポで行う。
- 胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで胸骨の上半分を圧迫し、1分間に100~120回のテンポで行う。

「上半分」か「下半分」か、地味だけど試験だと引っかかりそうだな……。

胸骨圧迫は「胸骨の下半分」が正しいですね。テンポは「100~120回/分」です。
AED使用時の対応
- AED(自動体外式除細動器)を用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときは、胸骨圧迫を再開し、心肺蘇生を続ける。

「ショック不要」って言われたら、そこで終わりかと思ってしまいそうだな……。

AEDの判定にかかわらず、胸骨圧迫を継続することが重要ですね。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
令和8年4月 問13
一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 一次救命処置は、できる限り単独で行うことは避け、大声で周囲に呼びかけ、応援を求める。
- 傷病者の胸と腹部の動きを観察し、胸と腹部が上下に動いていない場合やよくわからない場合には、心停止とみなし、心肺蘇生を開始する。
- 胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで胸骨の上半分を圧迫し、1分間に100~120回のテンポで行う。
- 気道を確保するためには、片手で額を押さえながら、もう一方の手の指であご先を上に引き上げるようにする。
- AED(自動体外式除細動器)を用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときは、胸骨圧迫を再開し、心肺蘇生を続ける。
正解:3
