出血・止血では、出血の種類、止血法、出血量と生命危険の目安が繰り返し出題されています。特に、静脈性出血と毛細血管性出血の混同、直接圧迫法と間接圧迫法の違いに注意しましょう。
出題パターン解析
実際の過去問で出題された文章をテーマごとに整理しています。
出血の種類、止血法及び応急手当に関する記述
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
出血量と生命危険
- 体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
体内の全血液量は体重の約8%であり、その約3分の1を短時間に失うと生命に危険が及びます。数字の「8%」「3分の1」はそのまま押さえておきましょう。

血液って、どのくらい失うと危ないのか数字で聞かれるんだな……。

体内の全血液量は体重の約8%です。その約3分の1を短時間に失うと生命が危険になります。数字をセットで覚えておきましょう。
出血の種類
- 擦り傷などでみられる少しずつにじみ出る出血は、毛細血管性出血である。
- 静脈性出血は、擦り傷のときにみられ、傷口から少しずつにじみ出るような出血である。

「じわじわ出る血」は静脈性かと思ってた……。

擦り傷でみられるのは毛細血管性出血ですね。静脈性出血は暗赤色の血液が流れ出るのが特徴です。
止血法
- 止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。
- 間接圧迫法は、出血部位より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法で、止血点を指で骨に向けて強く圧迫する。

止血って押さえるだけじゃなくて、感染対策も大事なんだな。

応急手当では、まず直接圧迫法を優先するのが基本です。
感染防止
- 止血を行うときは、受傷者の血液による処置者への感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用するようにする。
止血では、出血を止めることだけでなく、処置者が血液に直接触れないようにする感染防止も重要です。ビニール手袋やビニール袋を活用する点も出題されます。

応急手当って、まず助けることばかり考えちゃうけど、自分の感染対策も必要なんだな。

その通りです。血液に直接触れないよう、ビニール手袋やビニール袋を使うことも重要な応急手当の知識です。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
- 第一種衛生管理者
- 第二種衛生管理者
試験を選びましょう
令和6年10月 問34
出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
- 静脈性出血は、擦り傷のときにみられ、傷口から少しずつにじみ出るような出血である。
- 止血を行うときは、受傷者の血液による処置者への感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用するようにする。
- 止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。
- 間接圧迫法は、出血部位より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法で、止血点を指で骨に向けて強く圧迫する。
正解:2
令和6年10月 問20
出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
- 静脈性出血は、擦り傷のときにみられ、傷口から少しずつにじみ出るような出血である。
- 止血を行うときは、受傷者の血液による処置者への感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用するようにする。
- 止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。
- 間接圧迫法は、出血部位より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法で、止血点を指で骨に向けて強く圧迫する。
正解:2
