脳血管障害・虚血性心疾患

脳血管障害・虚血性心疾患では、脳梗塞の分類、出血性脳血管障害の種類、狭心症と心筋梗塞の違いが繰り返し出題されています。特に、脳血栓症と脳塞栓症、冠動脈と門脈の入れ替えに注意しましょう。

出題パターン解析

実際の過去問で出題された文章をテーマごとに整理しています。

脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する記述

正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。

脳梗塞の分類

  • 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
  • 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。

脳血栓症と脳塞栓症、名前が似すぎて入れ替わる……。

脳血管そのものの動脈硬化が脳血栓症、心臓などから血栓が飛んで詰まるのが脳塞栓症です。

出血性脳血管障害

  • 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  • くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れて数日後、激しい頭痛で発症する。

くも膜下出血は、脳表面のくも膜下腔に出血する疾患です。脳動脈瘤の破裂などにより、突然の激しい頭痛で発症する点が重要です。

症状の時間

  • 狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。
  • 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。

狭心症と心筋梗塞って、胸が痛いのは同じなんだよな……。

違いは持続時間です。狭心症は通常数分程度、心筋梗塞は強い胸痛が1時間以上続くこともあります。

虚血性心疾患

  • 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  • 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
  • 虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。

心臓に血液を送る血管って、門脈じゃないのか……。

心筋へ血液を供給するのは冠動脈です。門脈は肝臓に関係する血管なので、ここでは誤りです。

運動負荷心電図検査

  • 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。
  • 運動負荷心電図検査は、心筋の異常や不整脈の発見には役立つが、虚血性心疾患の発見には有用でない。

運動負荷心電図検査は、安静時には現れにくい心筋虚血の変化を確認するために行われ、虚血性心疾患の発見に有用です。

過去問

直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。

  • 第一種衛生管理者
  • 第二種衛生管理者


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令和8年4月 問31

脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 虚血性の脳血管疾患である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  2. 高血圧性脳症は、急激な血圧上昇が誘因となって、脳が腫脹する病気で、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、視力障害、けいれんなどの症状がみられる。
  3. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  4. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死えが起こる心筋梗塞とに大別される。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:1


令和7年10月 問31

虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 運動負荷心電図検査は、心筋の異常や不整脈の発見には役立つが、虚血性心疾患の発見には有用でない。
  2. 虚血性心疾患は、狭心症と心筋梗塞とに大別される。
  3. 狭心症は、心臓の血管の一部の血流が一時的に悪くなる病気である。
  4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、1時間以上になることもある。
  5. 狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。

正解:1


令和7年4月 問31

脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 脳血管疾患は、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
  2. 出血性の脳血管疾患は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  3. 虚血性の脳血管疾患である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  4. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:3


令和6年10月 問31

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  2. 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  3. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:2


令和6年4月 問31

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
  2. 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  3. くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れて数日後に発症し、激しい頭痛を伴う。
  4. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
  5. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。

正解:3


令和5年10月 問32

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
  2. くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れて数日後、激しい頭痛で発症する。
  3. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:2


令和5年4月 問31

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  2. 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  3. 高血圧性脳症は、急激な血圧上昇が誘因となって、脳が腫脹する病気で、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、視力障害、けいれんなどの症状がみられる。
  4. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:2


令和8年4月 問17

脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 虚血性の脳血管疾患である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  2. 高血圧性脳症は、急激な血圧上昇が誘因となって、脳が腫脹する病気で、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、視力障害、けいれんなどの症状がみられる。
  3. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  4. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:1


令和7年10月 問17

虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 運動負荷心電図検査は、心筋の異常や不整脈の発見には役立つが、虚血性心疾患の発見には有用でない。
  2. 虚血性心疾患は、狭心症と心筋梗塞とに大別される。
  3. 狭心症は、心臓の血管の一部の血流が一時的に悪くなる病気である。
  4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、1時間以上になることもある。
  5. 狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。

正解:1


令和7年4月 問17

脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 脳血管疾患は、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
  2. 出血性の脳血管疾患は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  3. 虚血性の脳血管疾患である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  4. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:3


令和6年10月 問17

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  2. 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  3. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:2


令和6年4月 問17

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
  2. 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  3. くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れて数日後に発症し、激しい頭痛を伴う。
  4. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
  5. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。

正解:3


令和5年10月 問18

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
  2. くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れて数日後、激しい頭痛で発症する。
  3. 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
  4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:2


令和5年4月 問17

脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
  2. 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
  3. 高血圧性脳症は、急激な血圧上昇が誘因となって、脳が腫脹する病気で、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、視力障害、けいれんなどの症状がみられる。
  4. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
  5. 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。

正解:2