免疫は、体内に侵入した病原体や異物から身体を守る仕組みです。
このページでは、「免疫」に関する頻出の正誤パターンを整理しています。
抗原・抗体、体液性免疫と細胞性免疫、アレルギーや免疫不全の違いを中心に確認しましょう。
出題パターン解析
実際の過去問で出題された文章を、テーマごとに整理しています。
免疫に関する記述
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
抗原・抗体と免疫反応
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことである。
抗原は、免疫細胞に異物として認識される物質です。これに対して体液性免疫で作られる蛋白質が抗体であり、免疫グロブリンとも呼ばれます。

抗原と抗体、名前が似ていてどっちがどっちか迷うな……。

抗原は「入ってくる異物」、抗体は「それに対して作られる蛋白質」と整理すると覚えやすいですね。
体液性免疫と細胞性免疫
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- 免疫には、リンパ球が産生する抗体によって病原体を攻撃する細胞性免疫と、リンパ球などが直接に病原体などを取り込んで排除する体液性免疫の二つがある。
- リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
体液性免疫では、Bリンパ球が抗体を作って抗原に対応します。一方、細胞性免疫では、Tリンパ球などが関与します。過去問では、Bリンパ球とTリンパ球の役割を入れ替える誤答が出やすいです。

Bリンパ球とTリンパ球、役割を逆にされると普通に引っかかる……。

「Bリンパ球=抗体」「Tリンパ球=細胞性免疫」とセットで押さえると判別しやすいです。
アレルギーと免疫不全
- 抗原に対する免疫が、逆に、人体の組織や細胞に傷害を与えてしまうことをアレルギーといい、主なアレルギー性疾患としては、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などがある。
- 免疫の機能が失われたり低下したりすることを免疫不全といい、免疫不全になると、感染症にかかりやすくなったり、がんに罹患しやすくなったりする。

免疫って身体を守るものなのに、逆に悪さをすることもあるのか……。

そうですね。働きすぎるとアレルギー、働きが弱くなると免疫不全、と整理すると分かりやすいです。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
- 第一種衛生管理者
- 第二種衛生管理者
試験を選びましょう
令和8年4月 問43
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗原に対する免疫が、逆に、人体の組織や細胞に傷害を与えてしまうことをアレルギーといい、主なアレルギー性疾患としては、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などがある。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- 免疫には、リンパ球が産生する抗体によって病原体を攻撃する細胞性免疫と、リンパ球などが直接に病原体などを取り込んで排除する体液性免疫の二つがある。
正解:5
令和6年10月 問43
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことである。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
正解:5
令和6年4月 問42
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことである。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
正解:5
令和5年4月 問42
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗原に対する免疫が、逆に、人体の組織や細胞に傷害を与えてしまうことをアレルギーといい、主なアレルギー性疾患としては、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などがある。
- 免疫の機能が失われたり低下したりすることを免疫不全といい、免疫不全になると、感染症にかかりやすくなったり、がんに罹患しやすくなったりする。
- 免疫には、リンパ球が産生する抗体によって病原体を攻撃する細胞性免疫と、リンパ球などが直接に病原体などを取り込んで排除する体液性免疫の二つがある。
正解:5
令和8年4月 問29
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗原に対する免疫が、逆に、人体の組織や細胞に傷害を与えてしまうことをアレルギーといい、主なアレルギー性疾患としては、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などがある。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- 免疫には、リンパ球が産生する抗体によって病原体を攻撃する細胞性免疫と、リンパ球などが直接に病原体などを取り込んで排除する体液性免疫の二つがある。
正解:5
令和6年10月 問29
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことである。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
正解:5
令和6年4月 問28
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことである。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
正解:5
令和5年4月 問28
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋白質、糖質などがある。
- 抗原に対する免疫が、逆に、人体の組織や細胞に傷害を与えてしまうことをアレルギーといい、主なアレルギー性疾患としては、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などがある。
- 免疫の機能が失われたり低下したりすることを免疫不全といい、免疫不全になると、感染症にかかりやすくなったり、がんに罹患しやすくなったりする。
- 免疫には、リンパ球が産生する抗体によって病原体を攻撃する細胞性免疫と、リンパ球などが直接に病原体などを取り込んで排除する体液性免疫の二つがある。
正解:5
