衛生管理者試験では、睡眠のリズム、ノンレム睡眠、副交感神経、概日リズムに関する基本事項が出題されます。
このページでは、「睡眠」に関する頻出の正誤パターンを整理しています。
睡眠と覚醒の調節、睡眠障害、就寝前の食事との関係を中心に確認しましょう。
出題パターン解析
実際の過去問で出題された文章を、出題テーマごとに分類しています。
睡眠に関する記述
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
ノンレム睡眠と副交感神経
- 入眠の直後にはノンレム睡眠が生じ、これが不十分な時には、日中に眠気を催しやすい。
- 副交感神経系は、身体の機能を回復に向けて働く神経系で、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を減少し、消化管の運動を亢進する。
入眠直後にはノンレム睡眠が生じ、身体の休息や回復に関係します。睡眠中は副交感神経の働きが高まり、心拍数の低下や消化管運動の亢進など、回復に向けた反応が起こります。

寝てる間って、体の機能が全部止まるわけじゃないんだな。

そうですね。睡眠中は副交感神経が優位になって、身体を回復させる方向に働きます。
概日リズム睡眠障害
- 睡眠と覚醒のリズムは、体内時計により約1日の周期に調節されており、体内時計の周期を外界の24時間周期に適切に同調させることができないために生じる睡眠の障害を、概日リズム睡眠障害という。
- 脳下垂体から分泌されるセクレチンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
睡眠と覚醒のリズムは、体内時計によって約1日の周期で調節されています。この体内時計が外界の24時間周期にうまく同調できないことで起こる睡眠障害を、概日リズム睡眠障害といいます。

体内時計がズレると、眠る時間そのものが乱れるんだな。

はい。概日リズム睡眠障害は、「体内時計」と「24時間周期の同調」がキーワードです。
睡眠と生活習慣
- 睡眠と食事は深く関係しているため、就寝直前の過食は、肥満のほか不眠を招くことになる。
睡眠は生活習慣とも関係しており、就寝直前の過食は肥満だけでなく、不眠の原因にもなります。睡眠分野では、睡眠そのものの仕組みだけでなく、食事や生活リズムとの関係も問われます。

寝る前に食べすぎると、太るだけじゃなくて眠りにも影響するのか。

そうですね。睡眠の問題では、食事や生活リズムとの関係も押さえておくと安定します。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
- 第一種衛生管理者
- 第二種衛生管理者
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令和5年4月 問44
睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 入眠の直後にはノンレム睡眠が生じ、これが不十分な時には、日中に眠気を催しやすい。
- 副交感神経系は、身体の機能を回復に向けて働く神経系で、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を減少し、消化管の運動を亢進する。
- 睡眠と覚醒のリズムは、体内時計により約1日の周期に調節されており、体内時計の周期を外界の24時間周期に適切に同調させることができないために生じる睡眠の障害を、概日リズム睡眠障害という。
- 睡眠と食事は深く関係しているため、就寝直前の過食は、肥満のほか不眠を招くことになる。
- 脳下垂体から分泌されるセクレチンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
正解:5
令和5年4月 問30
睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 入眠の直後にはノンレム睡眠が生じ、これが不十分な時には、日中に眠気を催しやすい。
- 副交感神経系は、身体の機能を回復に向けて働く神経系で、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を減少し、消化管の運動を亢進する。
- 睡眠と覚醒のリズムは、体内時計により約1日の周期に調節されており、体内時計の周期を外界の24時間周期に適切に同調させることができないために生じる睡眠の障害を、概日リズム睡眠障害という。
- 睡眠と食事は深く関係しているため、就寝直前の過食は、肥満のほか不眠を招くことになる。
- 脳下垂体から分泌されるセクレチンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
正解:5
