情報機器作業では、視距離、照度、作業休止時間、健康診断などが繰り返し出題されています。特に「50cm」「10〜15分」「1年以内ごとに1回」などの数字改変に注意しましょう。
出題パターン解析
実際の過去問で出題された文章をテーマごとに整理しています。
情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインに基づく措置
正しいものを「」、誤っているものを「」で示しています。
視距離とディスプレイ位置
- ディスプレイとの視距離は、おおむね50cmとし、ディスプレイ画面の上端を眼の高さよりもやや下にしている。
- ディスプレイは、おおむね50cmの視距離が確保できるようにしている。
ノート型機器の使用
- ノート型機器を使用する場合には、外付けキーボードを接続して入力作業を行っている。

ノートPCだと、つい画面に顔を近づけちゃうんだよな……。

そのため、ノート型機器では外付けキーボードの使用も推奨されています。姿勢保持のためにも重要ですね。
作業環境・照度・グレア
- グレアの防止、騒音の低減等の措置状況及び椅子、机等の調整状況について定期に点検している。
- 書類上及びキーボード上における照度を400ルクス程度とし、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくしている。
- 間接照明の照明器具を用いてグレアを防ぐようにしている。
作業時間と休止時間
- 一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に5分の作業休止時間を設けている。
- 一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に5分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において2回の小休止を設けている。
一連続作業時間は1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10〜15分の作業休止時間を設けるのが基本です。「5分」とする数字改変に注意しましょう。

「1時間」と「5分」がセットで出ると、つい正しい気がしてしまうな……。

ここは「10〜15分」が正しいですね。休止時間の数字は頻繁に入れ替えられます。
情報機器作業に係る健康診断
- 1日の情報機器作業の作業時間が4時間未満である労働者については、自覚症状を訴える者についてのみ、情報機器作業に係る定期健康診断の対象としている。
- 情報機器作業に係る定期健康診断において、眼科学的検査と筋骨格系に関する検査のそれぞれの実施日が異なっている。
- 情報機器作業に係る定期健康診断は、1年以内ごとに1回、定期に実施している。
- 情報機器作業に係る定期健康診断の視力検査において、近見視力の片眼視力が両眼とも0.5以上である者については、遠見視力の検査を省略している。
過去問
直近7回の試験で出題された、この科目の過去問を掲載しています。繰り返し演習して、出題傾向と重要ポイントを身につけましょう。
- 第一種衛生管理者
- 第二種衛生管理者
試験を選びましょう
令和7年4月 問28
厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ノート型機器を使用する場合には、外付けキーボードを接続して入力作業を行っている。
- ディスプレイとの視距離は、おおむね50cmとし、ディスプレイ画面の上端を眼の高さよりもやや下にしている。
- グレアの防止、騒音の低減等の措置状況及び椅子、机等の調整状況について定期に点検している。
- 1日の情報機器作業の作業時間が4時間未満である労働者については、自覚症状を訴える者についてのみ、情報機器作業に係る定期健康診断の対象としている。
- 情報機器作業に係る定期健康診断の視力検査において、近見視力の片眼視力が両眼とも0.5以上である者については、遠見視力の検査を省略している。
正解:5
令和7年4月 問14
厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ノート型機器を使用する場合には、外付けキーボードを接続して入力作業を行っている。
- ディスプレイとの視距離は、おおむね50cmとし、ディスプレイ画面の上端を眼の高さよりもやや下にしている。
- グレアの防止、騒音の低減等の措置状況及び椅子、机等の調整状況について定期に点検している。
- 1日の情報機器作業の作業時間が4時間未満である労働者については、自覚症状を訴える者についてのみ、情報機器作業に係る定期健康診断の対象としている。
- 情報機器作業に係る定期健康診断の視力検査において、近見視力の片眼視力が両眼とも0.5以上である者については、遠見視力の検査を省略している。
正解:5
令和6年10月 問13
厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ディスプレイは、おおむね50cmの視距離が確保できるようにしている。
- 間接照明の照明器具を用いてグレアを防ぐようにしている。
- 一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に5分の作業休止時間を設けている。
- 情報機器作業に係る定期健康診断は、1年以内ごとに1回、定期に実施している。
- 1日の情報機器作業の作業時間が4時間未満である労働者については、自覚症状を訴える者についてのみ、情報機器作業に係る定期健康診断の対象としている。
正解:3
令和5年10月 問13
厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ディスプレイとの視距離は、おおむね50cmとし、ディスプレイ画面の上端を眼の高さよりもやや下にしている。
- 書類上及びキーボード上における照度を400ルクス程度とし、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくしている。
- 一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に5分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において2回の小休止を設けている。
- 1日の情報機器作業の作業時間が4時間未満である労働者については、自覚症状を訴える者についてのみ、情報機器作業に係る定期健康診断の対象としている。
- 情報機器作業に係る定期健康診断において、眼科学的検査と筋骨格系に関する検査のそれぞれの実施日が異なっている。
正解:3
